No.4 And the glory of the Lord shall be revealed,...

① 重要な言葉(単語)を強調して歌う。ベッタリとならないで凸凹を付けるフレーズ。
「and the glory, the glory of the Lord」、マルカートとも言われた。 → この際、「the glory the, glory of」とコンマの切り方を癖で間違えないこと。 正しくは 「the glory, the glory of」

② モルト・レガート(うんと滑らかに)のフレーズ。「shall be revealed」

③ 強拍を一拍目において、直前の3拍目の弱拍との関係を守るところ。 「And all flesh shall see it together, 」、 強さの関係は And ↗︎ all ↗︎fresh / shall ↗︎ see/ to ↗︎ge ←(ベース例:49-52小節)

④ 朗々と神の宣言を歌うところ。「for the mouth of the Lord hath spoken it」
➡︎ 4種類それぞれの歌詞の性格付けを明確にして歌うこと。

その他注意点。
⑤ (ベース、21-22小節) 八分音符を丁寧に。


① 出だしの歌詞 glory を gloria と歌わないように。 (注: Gloria はラテン語でキリスト教ミサの出だしに定型的に歌われる。 メサイアの歌詞 glory は英語で、栄光、天上の至福と言う意味で語義は一緒。
例: Gloria in excelsis in Deo=Glory be to God in the highest.
歌いかたで、うっかりグローリアとならないように)

②「"歌詞の意味づけによって、歌い方を切り替える" ことを3パートが守っていても、 1パートが守っていなければ、効果が半減する」との注意があった。特にこの曲は合唱として最初に歌う曲。大事に。

③ 良い点、アルト45小節のsee itを「シ、イ、イt」と歌ったところ。→ お褒め。

④ 再度注意(全パート)

  • 33-36小節の凸凹強調と、36-38小節のレガートをハッキリと歌いわける。
  • And all flesh shall see it together,の小節の一拍目にアクセントをしっかりと。(ベース例、59-63小節)
  • the glory なのに、前の glory の語尾のような歌いかた (glory the) にならないこと。 → 毎回注意を受けています。