No.22 And with His stripes we are healed.

① 曲が極端に変化する。

② (ベース、27小節) we are heal —— ここの音量を切り替えて、他のパートが聴こえて来るようにする。 (テナー、35-37小節)も同様。

③ 曲が進むと、差が段々とボケてくる。 we are healed は弱くすると言うよりもレガートで、 感謝の気持ちを持って歌って欲しい。この曲の最後まで続けること。


この曲の位置付けについて、辻先生より説明があった。

  • 第2部の前半は、客(演奏会を聴いて下さる人)に向かって、「説教する」と言う気持ちで歌う。 (伝えたい内容は →) 皆が犯した罪 → 代わりにイエスが鞭打たれた。 → でも、そのことによって救われた。 → 我々に反省の気持ち。

(1〜2回歌ったあと →) 「鞭打ち傷」と「癒された」を歌い分けようとする人がまだ少ない。 (を追って歌い続けるの)ではなく、言葉で切り替えて欲しい。 この部分の歌い方の解釈、表現は指揮者によって異なる。 (辻先生は、「硬く、厳しく、激しく」と「優しく、レガートに」をはっきり歌い分ける演奏を採られる。)

75小節4拍で、-ed,と一旦言葉を切り、76小節で頭の2部音符で we と歌い直し、 次の2分音符 are につなぐこと。従って75-76小節にかかるタイ記号は消すこと。(←2017/11/18辻先生より)