[ 0040: 電線音頭 ]
今日私 (大宙麗亜) が放課後の音楽練習を終えて光が丘小学校から帰る途中、
なにげなく空をみたらスズメがいっぱい電線にとまっていました。
むかえに来てくれたママといっしょにながめながら:
「ママ、楽譜みたいね」
「そうね。でもこれじゃあメロディーがないわね」
「どうして一本の電線にだけとまるの?」
「パートを分けてないからかな」
「電気が流れてるのになぜみんな焼き鳥にならないの?」
「うーん、よくわからない。お兄ちゃんに聞いたら」
さっそくパソコンを使っていたお兄ちゃん (乗児) に聞きました。
「レイア、いい質問だね」
「電線一本だと安全。二本同時だとその間に電流が流れる」
「そうなの」
「電車を見てごらん。電線がかならず二本ある」
「たしかに」
「ぜんぶスズメをつかまえたら何人分だろうなあ」
「小学生には食べきれない。パパの酒のサカナ」
「あはは」
それで私は勝手に楽譜の上でスズメを動かしてメロディーの姿にしました。
昭和の時代にあったという「電線音頭」。
うちにはパソコンが 2 台あります。Windows 10 パソコンはママとおばあちゃん。
Linux (ubuntu 18.04) パソコンはパパ、お兄ちゃんと私。
編曲用の河合楽器スコアメーカーは Windows でしか動かないため、
ママがいないときにやりました。
いつもママはコーラスの編曲とか作曲をやっているため、見ていれば要領はわかります。
「チュンチュン」だけだと面白くないので太鼓の音も入れたうえで、
楽譜と音源 (伴奏音声) を作りました。
さっそく今年の夏祭盆踊り大会で使ってもらえることになりました。
ドドン隊 (舞台の上で太鼓をたたく役) の皆さんの練習用にもなるでしょう。
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