[ 0056: The King's Singers ]


1968 年に主にキングズ・カレッジ (ケンブリッジ大学) の学生 6 人 (内 1 名はオックスフォード大学) により結成。 数えてみると 2018 が 50 周年。 私も妻も同じ 1968 年生まれ。トシがバレましたね。

あれからメンバーは入れ替わっています。 宗教曲がちゃんと歌える音楽的基礎を持っており、レパートリーはきわめて広い。 なんでも歌えそうです。

2018 年 6 月 1 日 に夫婦二人でミューザ川崎に聴きに行きました。 湯会老人や仲島さんも誘えばよかったのですが、 二人とも都合がつかないということでした。

ビートルズを 3 曲、日本の曲 2 曲 (ふるさと、竹田の子守歌)、 ウィリアム・テル序曲なども歌いました。 ウィリアム・テル序曲はテンポが速すぎて、ちょっと音程をくずした箇所もありましたが。 総合的な声域の広さとハーモニーを生かした編曲で、 最もいいなと思ったのは「Scarborough Fair」でした。 Simon & Garfunkel が 1966 年にリリースした曲。

基本は 6 人全員ですが、曲によって 5 人で歌ったり、4 人で歌ったりもしました。 器用ですね。1 曲だけ、茶髪のバリトンとベース (バス) の立ち位置を入れ替えていました。 その曲は右端に立った茶髪バリトンがメロディー部をソロで歌いました。 立ち位置がそのままでバリトンがソロを歌った曲もあります。どういうわけなのでしょう?

帰宅後は素晴らしい演奏の余韻を噛みしめながら赤ワインを飲みました。 妻はこういうとき聴いた曲を鼻歌でなぞるのですが、 さすがにトラのように酔っ払って私の膝の上で猫のように寝ました。

おやすみ。なんとなくオーストリアのザルツブルクに行ったときのことを思い出します。

( 楽器も歌唱もできないながら音楽が好きな千手春弥 )


[ 仲島克郎さんのコメント ]

The King's Singers はほぼ定期的に日本公演をしているようですね。 私は以前聴きに行ったことがあります。 今の編成だと: カウンターテナーが 2、普通のテノールが 1, バリトンが 2, ベースが 1 でしょうか。

カウンターテナーは小柄でベースは最も長身。 声帯は身長が高くなるにつれ長くなりますから、 例外はあるものの小柄な人 (たとえば子供) は高い (周波数が多い) 声。 長身の人はその逆。 そうすると、巨大なゴジラがあんな高い声を出すのはおかしいのです。 (笑)

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