[ 0017: 超簡単な MIT 入試問題 ]
[ 千手春弥さんの出題 ]
1869 年に (?) MIT (マサチューセッツ工科大学) の入学試験で実際に出題された問題。
長さが示されていない 3 つの辺の長さを全部求めてください。
なお、三角形は全部直角三角形とします。
こんな簡単な問題を出していいのでしょうか? 卒業生として恥ずかしい。
[ 浅見多絵さんの回答 ]
内角からまずわかることは、3 個の三角形は全部相似ということ。
斜めの分断線の長さを a としますと:
a : 9 = 16 : a
これは a^2 = 9 * 16 = 144 ということですから
a = sqrt(144) = 12
右下の三角形の残りの辺は:
sqrt(16^2 + 12^2) = 20
左上の三角形の残りの辺は:
sqrt(9^2 + 12^2) = 15
なんのことはない。全部 3 : 4 : 5
という辺の比でしたね。
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