[ 0047: Gardnerの3つの角度 ]
[ 千手春弥さんの出題 ]
マーティン・ガードナー (Martin Gardner: 1914 - 2010) が残した問題のうち、
今も人気が高いものの一つ。
図のように合同な正方形が 3 つ横に並んでおり、
それぞれの中に角度 A, B, C が定義されています。
このとき、A + B = c
であることであることを示してください。
なお、三角関数を使ってはいけません。たとえば:
arctan(1/3) + arctan(1/2) = arctan(1/1) = 約 0.7857 など。
[ 南門疾矢君の回答 ]
回転の発想ですね。
図のように、斜めに回転した (そのぶん大きめの) 横に連続した正方形 2 個を作り、
新しく角 D を考えます。三角形の相似により、
D = B になります。
ということは、 B を に移動して、合計の角度が C とすることができます。
したがって A + B = C になります。
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