[ 0089: ドラゴン曲線 ]
[ 湯会老人による説明 ]
それまでに再帰性をあらわす曲線 (= といっても線分のつながりが無限に続くもの)
はたとえばヒルベルト曲線やコッホの曲線は一般に知られていました。
疾矢君がいろいろ recursion (再帰的処理) を組み込んだプログラムを作っています。
うまく作ってグラフィックにするとビックリするような美しい結果が得られますね。
私の好きなのはドラゴン曲線です
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トータルの線長は無限。
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囲われた部分の面積は有限。
[ 南門疾矢君のコメント ]
ある程度続けるとこんな感じでドラゴンの形に似てきます。
再帰性 (recursion) ですね。絵の中に自分と同じものが含まれているという。
フラクタルの世界に通じます。
最初は 1 線分 (ないしはこれを直角に折った連続する 2 線分) からはじまり、
互い違いの方向に直角に折ってゆきます。そのうち竜みたいな形になります。
だからドラゴン曲線。
でも dragon curve の派生版 (C 曲線 = 線分の置き換えかたが違う) は、
ムキムキマンみたいで好みではありません。
他のフラクタルの例は:
[ 湯会老人のコメント ]
ドラゴン曲線の面白い性質として、2 次元平面を覆い尽くすことができます。
疾矢君と三奈さんがいつの日か新居にうつったら
リビングのカーペットとベッドカバーはこれにする。
夫婦喧嘩したときは再帰的に考える。 (笑)
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