Math Battle [ 0115: 4色問題とその発展 ]

[ 0115: 4色問題とその発展 ]


[ 三方万理先生の出題 ]

2 次元平面上のどんな地図でも 4 色で塗り分けられます。 証明には長い年月がかかりました。

冗談が好きな Martin Gardner は 「これは 4 色で塗り分けられないだろう」と言って、 左下のような複雑な地図を作りましたが、さっそく反証が作られ 「やはり 4 色あればいい」ということになりました。

それでは、一つ穴があいたドーナツ (トーラス) があったとして、 この表面上を塗り分けるとき 何色あれば必要十分でしょうか?

[ 千手春弥さんの回答 ]

いろいろ考えましたが、次のようなトーラスの塗り分けかたがあります。

左の図のように 7 色で塗り分け、 まずパイプ状にしてから両端をくっつけます。 これで右の完成状態では同じ色同士がくっつきます。

Wolfram の図解では:

一般に n 個の穴があいたトーラスでは n+6 個の色が必要です。

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[ 0120: x^2=2^x になるxは? ]

[ 0119: 奇怪な数列: 5項目は? ]

[ 0118: 1/n^(1/n) という級数和の収束性 ]

[ 0117: 黄金比の比を2辺に使った三角形 ]

[ 0116: 奇数の2乗の逆数の和の収束 ]

[ 0115: 4色問題とその発展 ]

[ 0114: 正三角形をもとにした計算 ]

[ 0113: 決定論的ルールからランダムへ ]

[ 0112: 三角数数列と収束 ]

[ 0111: 1/2から始まる無限級数の和 ]

[ 0110: 桶狭間の円部隊の半径数列 ]

[ 0109: 生物の増殖モデルグラフ ]

[ 0108: フィボナッチ数列の収束グラフ ]

[ 0107: 簡単な無限級数の和 ]

[ 0106: 円に内接する円への接線 ]

[ 0105: フィボナッチ数列と黄金比 ]

[ 0104: フィボナッチ数列美人 ]

[ 0103: Java Applet での描画例 ]

[ 0102: Java Applet での迷路 ]

[ 0101: 線長の比から意外な値が ]

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