[ 0334: Data Camp Python ]
[ 湯会老人からの Data Camp (トレーニングシステム) の紹介 ]
私は「Learning Perl」の初版 (First edition (Nov. 1993; 274 pages;
ISBN 1-56592-042-2)) が出版されて以来、Perl のファンでした。
Pascal や C でハッシュをおこないたい場合、固定長のデータ格納領域を作った上で
それに応じたハッシュ関数を定義していました。
Perl ではハッシュ機能が連想配列 (assosiative array) として用意されています。
おそらく内部では二分木 (binary tree) 構造を使っているのでしょう。
Perl では標準の regular expression を使ったパターンマッチングと値取り出しが
非常に楽におこなえて助かります。
ただ、現在ではもっと優れてもっと汎用性があるスクリプト言語の使用が急速に普及しています。
Python です。
インタラクティブに Python を学べる IPython が無料でリリースされています。
Data Camp
を覗いてみてください。このページからスタートできます。
インターネット上で任意のサイトと交信したい場合は:
Python for Everyone
をじっくり読んでください。
他のプログラミング言語ではこんな機能はサポートされていません。
私はテスト的に「price_checker」というアプリケーションを作ってみました。
[ 大宙麗亜ちゃんのコメント ]
わー、すごい。
さっそくやってみます。Data Science でも広く使われてるみたいで。
[ 千手春弥さんのコメント ]
Larry Walls が Perl を開発したのは 1987 年でしたね。
私が 19 才の頃です。
C, sed, awk, sh の機能のいい部分を取り入れています。
Perl は現在では「Practical Extraction and Reporting Language」
の略だと言われていますが、当初はもっとふざけた表現の略語だと言われていました。
何だったかなあ? Paranological とか。
この頃になると regular expression が普及していましたし、
マッチングが成立したあとの値取り出しは $1, $2, $3, ... が使えて楽でした。
C みたいに変数のデータ型を指定しなくていいのも便利。
重宝しました。その後、多絵さんに教えました。
[ 湯会老人のコメント ]
iPhone でもアプリをダウンロードすれば実行できますよ。
[ 湯会老人のコメント ]
千手さん、思い出しました。
Pathological
Eclectic
Rubbish
Lister です。
「病理学的で折衷主義のゴミ出力」という意味。
折衷主義というのは、文法をあまり厳密にせず
さまざまなスタイルを認めたことでしょう。
if だけでなく unless を使えるようにしたり:
next if (...); のような書きかたを許しました。
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